蒼蘭訣

東方青蒼は太歳を自分の心の世界に閉じ込めた。太歳から何を言われようと動じない東方青蒼だったが、小蘭花に忘れられると言われ隙が生まれた。その隙に太歳は東方青蒼と融合した。太歳は砕霊淵の封印を解き、太歳と共に封印されていた太古の祟気があふれ…？

容昊仙君は赤地女子を助けたが、赤地女子は祟気に苦しめられ続けていた。太歳は自分と融合すれば元の赤地女子に戻ると容昊仙君に語った。赤地女子は自分をころすよう容昊仙君に頼み、厄災を招くと言われたが人間の子だった容昊仙君を生き返らせた話をした。

赤地女子は屋敷を守っていた仙兵を斬ってしまい、太歳に会ったと話し自首をした。雲中君は赤地女子を死罪にすることに決めた。容昊仙君は赤地女子が死罪になると知り脱獄するため澧沅仙尊を動かした。丹音は澧沅仙尊の様子がおかしいことに気づき後を追って…？

長珩仙君は東方青蒼の体内から小蘭花の元神の欠片を取り出した。東方青蒼はそれを育てた。小蘭花は元亀と話をし、小蘭花ではなく息芸として生きる道を選んだ。小蘭花は人の形を取り戻したが、小蘭花としての記憶を失っており性格も嗜好も何もかも違っていた。

東方青蒼は元神の力で作りだした世界で幻の小蘭花との新婚生活を送っていた。長珩仙君は必ず小蘭花は蘇ると言って東方青蒼を現実世界に連れ戻した。赤地女子は容昊仙君の嘘に気づき問いただし、容昊仙君は全てを告白した。蝶衣は容昊仙君を助けるよう澧沅仙尊を脅した。

小蘭花が東方青蒼への愛を失えば骨蘭は壊れ小蘭花は助かる。だから東方青蒼は小蘭花に冷たくした。しかし無駄だった。月族と仙族との存亡をかけた戦いが始まった。小蘭花は自らを犠牲にし月族兵の封印を解こうとしたが容昊仙君にさらわれてしまった。

小蘭花は婚礼衣装の準備をしていた。東方青蒼は小蘭花に、戦が迫っていることを伝え水雲天に帰るよう言った。しかし小蘭花は蒼鹽海に残ることを決断した。小蘭花は夢の中で赤地女子から逃げるよう言われた。太歳は手を組めば小蘭花も月族も助けられると東方青蒼を唆した。

小蘭花は弗居洞に入った。薬を飲まなかった東方青蒼は小蘭花の苦しみを共に味わった。弗居洞から出てきた小蘭花は月主として認められた。小蘭花の骨蘭には赤地女子の元神が入り込んでいた。このままでは10日後小蘭花はなくなり、赤地女子が復活する。

蝶衣は結黎に血を渡し、それを小蘭花の骨蘭に垂らすよう命じた。結黎は言われた通り実行した。東方青蒼が仙族である小蘭花を月主にしたいと思っていると知り、巽風も月族の民も反対した。東方青蒼は彼らを説得するため噬骨霜鹽釘の刑を自らにかすことにした。

蒼蘭訣（そうらんけつ）～エターナル・ラブ～　#27　あらすじ 東方青蒼とうほうせいそうと長珩ちょうこう仙君は力を合わせて「識霊抄しょくれいそう」を奏で、忘川ぼうせんに彷徨う魂を救った。 水雲天すいうんてんに帰る長珩ちょうこう仙君は、小蘭花し...