蒼蘭訣(そうらんけつ)~エターナル・ラブ~ #2 あらすじ
小蘭花の姿をした東方青蒼は、昊天陣を破るよう小蘭花に命じた。
小蘭花が従わないと、東方青蒼は小蘭花の髪を切った。
仕返しに小蘭花は東方青蒼の髪を抜き丸坊主にしようとした。
痛みは小蘭花の中にいる東方青蒼にも伝わっているようだ。
1000年伸ばした髪を切られ、小蘭花は膝を抱えて泣いた。
すると東方青蒼は、小蘭花の髪を元に戻した。
機嫌を直した小蘭花は、昊天陣を破ろうと行動を開始したが、他人の体なので上手く操れなかった。
再び口づけをすると、2人は元に戻った。
本来の力を取り戻した東方青蒼は、まず昊天陣を破った。
そして小蘭花の首を絞め殺そうとした。
しかし小蘭花の首を絞めると自分の首も絞められる。
東方青蒼が手を離した隙に、小蘭花は逃げ出した。
東方青蒼が昊天塔から出ると、昊天陣は元に戻った。
無事に戻った小蘭花が長珩仙君の命簿を見ると、命簿は元通りになっていた。
長珩仙君のところに容昊仙君が訪ねてきて、2人は山水画の中で会った。
雲中水閣は凱旋祝いでにぎわっているが、無辜の仙女が昊天塔に落ち命を落としたのに 平然としている兄のいる雲中水閣に行く気になれない と長珩は話した。
容昊仙君は、雲中水閣にいるのは偽君子だと同意した。
長珩仙君がいつも眺めている手巾に花の模様が隠されていたことに気づいた容昊仙君は、からかった。
すると長珩は、一度も会ったことがなくとも、自分には息山神女・息芸という許嫁が3万年前からいるのだ言い返した。
昊天塔から逃げた罪人を捕まえた長珩仙君は、手巾をなくしたことに気づき探しに行ったが見つからなかった。
東方青蒼は手下の觴闕を呼び出し合流した。
留芳閣の閣主・蝶衣は手下に仙女を捜させ、目的の仙女でないと知ると化魂鼎に投げ入れ祟気にしていた。
小蘭花は薬を買うため、親友の結黎が営む蔵珠斉を訪ねた。
無極乾坤丹を飲めば今度こそ治ると結黎は言うが、お金が足らなかった。
結黎が、留芳閣に衣を届ければ、代金を付けにすると提案すると小蘭花は飛びつきすぐに出かけて行った。
その頃留芳閣では、鳳凰草の精が逃げたと騒ぎになっていた。
衣を届けた小蘭花は、鳳凰草の精を見つけ、逃がすため鳳凰草の姿に変えて持ち去った。
命簿が近くにある気配を感じた小蘭花は、命簿を捜し見つけた。
それは名のない命簿だった。
玄虚の境に来た東方青蒼は、封印された10万の月族兵の姿を見て 3万年前赤地女子に封印された日のことを思い出した。
東方青蒼は死んだと伝わり、弟の巽風が月尊を継いだが、3万年間内乱が絶えなかったと觴闕は報告した。
東方青蒼は蒼鹽海の再興と水雲天の討伐を誓い封印を解こうとしたが、封印は赤地女子にしか解けないようだった。
小蘭花も鳳凰草の精も蝶衣に見つかり、化魂鼎に投げ入れられてしまった。
突然体に傷が現れた東方青蒼は、小蘭花のせいだと気付き…?
感想
女性口調で話す魔王様や、髪を切られたのが悲しくて膝を抱えて泣く魔王様、唇を抑える魔王様がめちゃくちゃ可愛くて困りました。悶絶!
ずっとこのままでいいと思うくらい可愛かったです。
泣いたら髪を戻してくれた辺りにツンデレの片鱗が見られました。
もう一度キスすれば元に戻ると考えた魔王様(外見は小蘭花)が自分を押し倒し跨る姿が男前すぎて、カッコイイ!!と拍手喝采しました。
あんなにかっこいいこともできるのに、小蘭花のふわふわな雰囲気も演じられるなんて、役者さんスゴイ!
入れ替わりの演技中、笑わないでできたのもすごいと思いました。
東方青蒼が蘇り、白かった髪は黒になりました。
ブラック魔王様もステキだけど、中に小蘭花の入ったホワイト魔王様も可愛くて好きだったので、ちょっとだけ残念に思いました。
いつかまた可愛い魔王様を見たいっ!
1話で小蘭花が昊天塔を落ちてくるとき、胸が水色に光りました。
そして今回魔王様の額が水色に光っています。
小蘭花は魔王様をよみがえらせるカギか何かを体に持っていたんでしょうか?
2人は水色の光で繋がった特別な関係?
気になる―!
魔王様だけでなく、仙界に属する長珩仙君たちも雲中水閣にいるのは偽君子だと言っていました。
もしかしたら3万年前に起きたことも、隠された事実があるのではないかと思いました。
長珩仙君の手巾の模様が何なのか。
てっきり1話で小蘭花から貰った蘭の花かな、と思いましたが、ずっと手巾を大切にしているらしいので違うと思われます。
長珩仙君は行方不明の息山神女の婚約者だということも判明しましたし、丹音という水雲天一の美女も控えています。
小蘭花の長珩仙君への想いがどうなるのかも、気になります。
かなりヤバそうな蝶衣という女性が登場しました。
彼女は誰かの命を受けて神女と呼ばれる仙女を捜しているようです。
それっぽい人を捕まえて、違うと化魂鼎(青白い炎がメラメラ燃えている巨大な壺)に投げ入れて祟気にしてしまっています。
祟気というのがどんな状態なのか分かりませんが、今のところ殺される感じなのかな、と思っています。
この蝶衣に小蘭花は捕まり、化魂鼎に投げ入れられてしまいました。
おそらく、次回小蘭花に危険が迫っている=自分に危険が迫っていることを知った魔王様が助けてくれると思われます。
どんな感じで助けてくれるのか、すごく楽しみ!
今回は、謎がたくさん生まれました。
まだ始まったばかりですが、かなり楽しんでいます。次週が待ち遠しい!
疲れた時には 可愛いホワイト魔王様を見て癒されたいと思いました!
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