蒼蘭訣（そうらんけつ）　第3話　ネタバレあらすじと感想

蒼蘭訣（そうらんけつ）～エターナル・ラブ～　#3　あらすじ
感想

蒼蘭訣（そうらんけつ）～エターナル・ラブ～　#3　あらすじ

化魂鼎かこんていに投げ入れられた小蘭花しょうらんかだったが、東方青蒼とうほうせいそうが現れ助けてくれた。
東方青蒼とうほうせいそうは蝶衣ちょういの手下たちを消し去り、化魂鼎かこんていを壊した。
化魂鼎かこんていから祟気すいきが飛び出し街の人達に憑依した。

東方青蒼とうほうせいそうは小蘭花しょうらんかの体を念入りに調べると、誰にも小蘭花しょうらんかを傷つけさせないし指一本触れさせない、今から小蘭花しょうらんかは私のものだ、と言った。
小蘭花しょうらんかは、罪人として長年捕らえられていて、久しぶりに見た仙女が小蘭花しょうらんかだったから惚れられたのだと勘違いした。

東方青蒼とうほうせいそうは術を解くよう小蘭花しょうらんかに命じた。
何のことか分からない小蘭花しょうらんかは、東方青蒼とうほうせいそうの額に息蘭しょくらん族の紋章が浮かび水色に輝いているのを見た。
ただの蘭の精である小蘭花しょうらんかに術はかけられない。
小蘭花しょうらんかは立ち去った。

小蘭花しょうらんかの落としていった無極乾坤丹むきょくけんこんたんの瓶を東方青蒼とうほうせいそうは拾った。

蝶衣ちょういが首領と呼ぶ仮面の男が街に現れ、祟気すいきを回収し化魂鼎かこんていを修復した。
首領は、なくなった命簿めいぼを取り戻すよう蝶衣ちょういに命じた。

東方青蒼とうほうせいそうは觴闕しょうけつと息蘭しょくらん聖印について話し合った。
3万年前、息山神女しょくさんしんにょと共に息蘭しょくらん族は滅びた。
息蘭しょくらん族は常に中立を保ってきたので、小蘭花しょうらんかが生き残りなら殺してはいけないと觴闕しょうけつは話した。

東方青蒼とうほうせいそうは突然泣き出した。
その頃小蘭花しょうらんかは、無極乾坤丹むきょくけんこんたんをなくしたことに気づき泣いていた。
小蘭花しょうらんかの喜怒哀楽が伝わるらしい。

東方青蒼とうほうせいそうは司命しめい殿に押し掛け、小蘭花しょうらんかの落とした命簿めいぼを拾った。
命簿めいぼは赤地女子せきちじょしのものだった。
赤地女子せきちじょしの元神げんしん（神仙の命の精髄）は滅びず人間界に転生したと東方青蒼とうほうせいそうは知った。

10万の月げつ族兵を封印から解くには赤地女子せきちじょしの力が必要だ。
小蘭花しょうらんかは東方青蒼とうほうせいそうと命簿めいぼを取り合った。
命簿めいぼはひどく傷ついてしまった。

小蘭花しょうらんかは拾った命簿めいぼだと言ったが、東方青蒼とうほうせいそうは信じなかった。

500年前、深手を負って命からがら帰ってきた長珩ちょうこう仙君を助けたのは小蘭花しょうらんかだった。

長珩ちょうこう仙君は昊天塔こうてんとうの罪人を捜しに、司命殿に行った。
出迎えた爬山虎はさんこが、小蘭花しょうらんかは試験に備え修行中だと言うと、長珩ちょうこう仙君は邪魔はできないと言って帰ってしまった。
小蘭花しょうらんかは東方青蒼とうほうせいそうに拘束されていた。

東方青蒼とうほうせいそうは命簿めいぼを修復すれば無極乾坤丹むきょくけんこんたんを返すと小蘭花しょうらんかに取引を持ち掛けた。
修復について教わっていなかった小蘭花しょうらんかだが、取り引きに応じた。

やってみるが、修復できない。
傷つき疲れているからだと誤魔化すと、東方青蒼とうほうせいそうは休むよう言い、自分も司命殿に泊まると強硬な態度を見せた。

東方青蒼とうほうせいそうは小蘭花しょうらんかが視界からいなくなることを恐れ、常にそばにいようとした。

小蘭花しょうらんかが寝ると言うと、東方青蒼とうほうせいそうは自分の部屋に向かった。

目覚めると、天兵が小蘭花しょうらんかを捕らえ外に連れて行った。
そこには捕らえられた東方青蒼とうほうせいそうがいて、天兵を指揮していたのは長珩ちょうこう仙君だった…！

感想

小蘭花しょうらんかと自分の体が連動していると気付き、口説き文句のようなことをバンバン言う魔王様と、魔王様に惚れられたと勘違いする小蘭花しょうらんかのコミカルな回でした。
突然泣き出したり、欠伸をする魔王様、可愛かったです。

魔王様は強いんだから机に頭をぶつけたって痛くないのではないかと思ったのですが、あれはきっと小蘭花しょうらんかの感じた痛みと同じ痛みが伝わる仕組みなのだと思いました。
それにしても可愛かったです。

基本的には小蘭花しょうらんかと魔王様のやり取りを微笑ましく見守らせていただいたのですが、この世界や小蘭花しょうらんかに関する事実も少し判明したので、まとめて行きます！

・小蘭花しょうらんかの使った術は息蘭しょくらん族のものだった。
・息蘭しょくらん聖印は魔王様でも解けない。
・息蘭しょくらん族は3万年前息山神女しょくさんしんにょと共に滅びた。
・小蘭花しょうらんかが留芳りゅうほう閣で見つけた命簿めいぼは赤地女子せきちじょしのものだった。
・赤地女子せきちじょしは人間界に転生した。

小蘭花しょうらんかは息山神女しょくさんしんにょに関係のある息蘭しょくらん族の生き残りなんでしょうか？
伝説によると、息山神女しょくさんしんにょだけが東方青蒼とうほうせいそうが三界を地獄に業火に包む惨禍を阻止できることになっています。
確かに今の状態の魔王様では、小蘭花しょうらんかのことが気になって悪事を働けそうにありません。

赤地女子せきちじょしは人間界にいるみたいですが、司命しめいも人間界に遊歴中ですよね。
司命しめいが人間界にいることと赤地女子せきちじょしが人間界にいることに関係があるでしょうか？

1話では司命しめいは500年前人間界に遊歴に行ったということになっていました。
けれど今回、小蘭花しょうらんかは東方青蒼とうほうせいそうに司命は1000年間人間界に遊歴中だと言っていました。
いつの間に500年経った？

どうやら長珩ちょうこう仙君にとっても小蘭花しょうらんかは特別な存在らしいということが判明しました。
500年前に助けられたそうです。
やはり、人助けはするものですね。

1話で小蘭花しょうらんかは長珩ちょうこう仙君に花を届けるんだーと言って涌泉ようせん宮に向かいました。
そして途中の漱玉林そうぎょくりんで長珩ちょうこう仙君と会いました。
長珩ちょうこう仙君の500年前の記憶でも背景が森っぽかったので、長珩ちょうこう仙君が小蘭花しょうらんかに助けられたのは漱玉林そうぎょくりんでしょうか？