星漢燦爛(せいかんさんらん)#30 招かれざる客 あらすじ
鋳造権の話は、小越侯の工作に小乾安王が引っ掛かったものだった。
貨幣の偽造は謀反だが、鋳造を行うのはあくまで小乾安王なので、小越侯が謀反の罪に問われることはない。
凌不疑に思いを寄せる三公主は、四娘子を懲らしめようと心に誓っていた。
四娘子は1人でいる所を見つかり、手を踏みつけられ頬を叩かれた。
太子妃に助けられて凌不疑の子供のころの話などを聞き、四娘子は太子妃に好感を抱いた。
しかし凌不疑は争いの地である東宮とは距離を置くよう助言した。
今日は霍侯の命日のため、宴がある。
汝陽王妃は勝手に宴にやってきて、出家した裕昌郡主のために四娘子に難癖付け始めた。
越妃は霍翀の人柄を称えた。そして霍家の血を引く凌不疑の妻に難癖付けるものなど くそくらえだと、越妃は言った。
感想
今回も盛りだくさんな展開でした。
貴人の争いに関わるべきではないと凌不疑に指摘された四娘子。
皇后だって守られるべきだと主張し、凌不疑に守られたくないと言った自分の矛盾点を指摘されました。
確かにー。
馬車が曲陵侯府に到着してしまい、話はそこで終わってしまいましたが、ここをもっと掘り下げていたら きっともっと早く分かり合える気がしました。
四娘子が皇后さまを庇ったのは、皇后さまに偏愛されて四娘子も皇后さまに好意を持っていたからで、凌不疑が四娘子を助けるのも四娘子が好きだからですもんね。
自分で妻になると決めた四娘子は、太子妃から子供の頃の凌不疑のことを聞き、もっと凌不疑のことを知って、もっと勉強して一緒に何でも立ち向かっていける妻になろうと決意したみたいです。
着実に、妻になる覚悟は決めているみたいです。
四娘子を危険から遠ざけたくて”貴人の争いに関わるな” ”東宮とは距離を置け”と言っていた凌不疑も四娘子の覚悟を知ると、自由にさせて守ればいいと考えを変えました。
少しずつお互いを理解していく感じが、いいですね。
恋心の方もこの調子でガンガン育ててください、お願いします。
小越侯の企み
前回、小乾安王は鉱山を任されていて裕福なはずだということが判明しました。
けれど貧しさをアピールし、文修君に鋳造権をねだっていました。
その裏には、小越侯がいることが判明しました。
小越侯の名は一切表に出ずに、贋金(偽金)造りを小越侯にさせ使おうという魂胆みたいです。
驚いたのは、三公主が小越侯の企みを全部知っているらしいことでした。
単なるイジワルな公主だと思っていたのに、悪に手を染めている系の悪い公主でした。
びっくりです。
越妃が産んだ子は二公主、三皇子と三公主みたいですが、三公主が生まれてすぐ越妃は皇帝の出征についていったため、三公主は小越侯の所で育つことになったそうです。
四娘子と境遇が似ていますね。
三公主は成金趣味でお金を得たら使うタイプ。
越妃は薄々小越侯や三公主がしていることに気づいているのかもしれませんね。
だから三公主に危ない橋を渡らせないよう再三小言を言っている。
けれど三公主にはなかなか伝わらない。
難しいですね。
過去のいじめ
凌不疑が子供の頃宮中でいじめられていたということに驚きました。
誰がいじめたのか、宴の席での子女の話を聞いていた感じ、三皇子がいじめてそうでしたよね。
三皇子「昔を思い出してな。子晟が宮中に来た頃とは違い今や誰もがすり寄るとはな」
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」#30より引用
この三皇子のセリフにはちょっとした棘を感じました。
五公主「子晟は母上の宮殿で育った。厚遇しなかったのは母上が産んでない皇子では?」
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」#30より引用
この五公主のセリフも三皇子を指していそうな気が!?
凌不疑は子供の頃いじめられていた話など四娘子に知られたくなかったかもしれませんが、知った四娘子は勇気づけられたのではないでしょうか。
今や確固たる地位を築いた凌不疑にもそんな時代があった。 きっとすごく耐えたでしょうし、努力したでしょうし、自分も頑張ろうと思えますよね。
凌不疑は宮中の人の心は測りがたいと言っていました。
その点、自分から要注意人物オーラを出してくれている三公主や五公主は親切な部類なんでしょうね。
本当の曲者は優しい顔をしているんでしょう。
一体だれが曲者なのか…。
これからドロドロ展開になっていくのか!?
いずれにせよ、皇帝もその子女たちも一声で黙らせることができる越妃が四娘子と凌不疑の結婚に味方してくれるみたいなので、とっても心強いことは間違いありません。
「招かれざる客」だった汝陽王妃も越妃にはかなわず、性根の悪さがにじむ昔話をされてしまいました。
裕昌郡主が出家してたのには驚きましたので、四娘子をいじめないと気が済まない汝陽王妃の気持ちも少しわかります。
でも、出張っていった場所が悪かったですね。
次回のタイトルは、「天下の母の苦悩」。
皇后さまのお悩みの話でしょうか?
まだまだ宮中編が続きそうですね。
来週を楽しみに待ちたいと思います。


コメント