尚食(しょうしょく)~美味なる恋は紫禁城で~ #25 駆け引き ネタバレあらすじと感想

尚食第25話 駆け引き 尚食

尚食(しょうしょく)~美味なる恋は紫禁城で~ #25 駆け引き あらすじ

焼き肉を食べながら、皇帝・朱高熾しゅこうしと皇太子・朱瞻基しゅせんきは親子の話をした。
しかし皇太子は腹部の傷が開き、途中退席した。
皇帝は皇太子の傷に気づき、せい侍医を呼ぶよう命じた。

皇太子と共に行雲草舎こううんそうしゃ(皇太子の住処)に帰った姚子衿ようしきんは、”皇太子の心に皇帝の即位は自分の功績でもあると思う心があるのではないか”と問いかけ皇帝の功績を論じた。
そこに皇帝と皇后がやってきた。
皇太子が傷を負ったことに気づき見舞うためだ。

皇帝は姚子衿ようしきんの言葉を外で聞いており、諫言を行うよう求めた。
姚子衿ようしきんは先帝に奸臣として罰せられた罪人の妻子を許すよう進言した。
姚子衿の頭の中には、罪人の娘だったために楽戸がくこに身を落とした母の姿があった。

皇帝は姚子衿ようしきんを咎めることなく誉め、司膳に昇進させることを決定した。
皇太子の南京行きは、傷が癒えるまで延期となった。

皇帝は、先帝が奸臣として罰した者の家族に大赦を出した。

皇帝が帰った後、皇太子は全て姚子衿ようしきんの計算の上に成り立っていたのだと悟り、姚子衿ようしきんを問い詰めた。
姚子衿が皇帝の功績を論じたのは、皇太子の傷に気づいた皇帝が行雲草舎こううんそうしゃにやってくるだろうと見越したうえでの発言だったと。

姚子衿ようしきんも、皇太子が自分を皇宮から出すと言ったのは、そう言えば気持ちを知ることができるからだったろうと言い返した。

姚子衿ようしきんは皇后に呼び出され、出かけて行った。
するとそこには彭城ほうじょう伯夫人が待っていて姚子衿ようしきんを皇太子嬪として入内させようとした。

姚子衿ようしきんは逃げ出し、行雲草舎こううんそうしゃに身を隠した。
皇太子が行雲草舎こううんそうしゃに帰ると、姚子衿ようしきんが隠れていて、そこに彭城ほうじょう伯夫人が”阿狸あり姚子衿ようしきんの別名)”を捜しにやって来た。
皇太子は彭城ほうじょう伯夫人に猫を渡し、追い返した。

今回も、皇太子は自分が姚子衿に利用されたことに気づいたが、尚食しょうしょくになるのだという姚子衿ようしきんの決意を聞くと、望みを全て叶えてやろうと思った。

皇太子は上元節じょうげんせつの刺客事件に進展があり皇帝に報告に行った。
すると游一帆ゆういつはんが皇太子の無実を皇帝に進言しているのが聞こえてきた。
皇太子は灯籠に火薬を仕掛け、殺された職人がかん王府に出入りしていたことを皇帝に報告した。

姚子衿ようしきんの作った八珍糕はっちんこう(薬膳のお菓子)を食べ、皇帝はのどを詰まらせた。

皇太子妃・胡善祥こぜんしょうは皇帝に媚びを売るため尚食局が薬材を使いすぎたために起こったことと判断した。
そこに体調の回復した皇帝が戻ってきて、本当のことを言うよう姚子衿ようしきんに求めた。

姚子衿は、皇帝が人参や鹿茸ろくじょうこそ体にいいと考え、皇帝に逆らえない侍医たちは大量の処方を行っていたこと、何か起これば多くの者が罰を受けること、そこで薬の効果をやわらげ食欲を増進させる大根の汁を使ったことを話した。
そのため尚食局が薬剤を使いすぎたということはない、と。

皇帝は事を丸く収めようとしたした姚子衿ようしきんを褒め、司膳にしておくのはもったいないと言った。

皇后は、皇太子嬪にしてはどうかと提案し…?

感想

姚子衿ようしきんさんの無双状態が続いています。
ただただすごい。

王宮の人達が皆、姚子衿の掌の上で転がされているような!?
けれど、最後に1つだけ姚子衿ようしきんの思い通りに行かない事態が発生してしまいました。
次回、どうなるのか ものすごく楽しみで、見たい!
今すぐ見たい気持ちを抑えつつブログを書いています。

どうやら前回、南京に行くよう命じられた皇太子に、別の方法で皇帝と仲直りしては?と提案した時から、姚子衿さんは一石二鳥?三鳥?計画を発動させていたようです。

皇太子は南京へ行かず、罪人の妻子は許され、自分は司膳に昇進するプランです。
彼女には一体どこまで見えているんでしょうか?

蘇月華そげっかの「まさかあなた(姚子衿)が皇帝に媚びを売るとは」という言葉を聞いた時は、皇太子の南京行きを阻止するために媚びを売っているのかな?と思ったのですが、結果として姚子衿ようしきんは司膳になりました。

全て姚子衿ようしきんさんの計算通りだとすると、司膳になったのも姚子衿ようしきんの計算通り?
姚子衿ようしきんは昇進を急いでいるのでしょうか?

皇后様をはじめ彭城ほうじょう伯夫人も姚子衿を皇太子嬪にしようと躍起になっているので、確かに姚子衿ようしきんさんも頑張らないと尚食になる前に皇太子嬪にされてしまいそうです。
姚子衿が尚食になるのが早いか、皇后さまたちが姚子衿を皇太子嬪にするのが早いか、それとも第三の道があるのか。

蘇月華そげっか殷紫萍いんしへいはバチバチに火花を散らしており、殷紫萍いんしへいも皇帝に媚びを売り、布を下賜されました。

「媚びを売るのはあなたの専売特許じゃないのよ、蘇月華そげっか」 という殷紫萍いんしへいの声が聞こえてきそうでした。

ものすごーく次回が気になる終わり方をしました。

皇帝が気遣いの鬼・姚子衿に褒美を与えようとして、皇后様は「皇太子嬪に封じてはいかがでしょう」と言いました。
皇帝陛下は一体どんな決断をするのでしょうか?

優しいから姚子衿の気持ちを聞いてくれるでしょうか?
それとも皇太子が、何か言って阻止してくれるでしょうか?

予想としては、「尚食」というタイトルである以上、姚子衿は尚食になると思うのです(メタ推理)。
だから、まだ(まだ?)皇太子嬪にはならないのではないかなぁと。

気になる!気になります!

そう言えば、12月号のWOWOWプログラムガイドが先日届きました。
その中でオンデマンドの「人気視聴ランキングTOP20」が発表されていました。

上位をスポーツ番組やオリジナルドラマが独占する中、尚食は6位と大健闘!
すごーい! 単純にうれしかったです。

尚食って、人気なんですね ヾ(*´∀`*)ノ♥ワーイッ

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