国色芳華 第35話 あらすじ
体に傷を負った何惟芳の世話を蒋長揚はした。
何惟芳は偽りの夫婦なので優しくする必要はない、縁結びの神様に勘違いされると言った。
蒋長揚は誰も愛さないので縁を結ばれても自ら切ると答えた。
劉暢は蒋長揚を倒そうと考えていた。
招財と蓮舟が一緒にいるところを見た何惟芳は、かつて蒋長揚が招財を虐めていたのを思い出し、招財は寧王の手下で監視かもしれないと考えた。
蓮舟は毒を使い何惟芳の声を奪おうと考えた。
何惟芳は罠にかかったふりをし、毒の塗られた器を回収した。
招財は県令に引き渡された。
蓮舟については良心が残っていると考え、寧王の元に戻り再び駒としてどこかに嫁がされるか、死んだことにしてどこか別の場所で自分の力で自由にやり直すかを選ぶよう何惟芳は選択させた。
蓮舟は寧王のもとに戻ることを選んだ。
感想・考察
蓮舟がお風呂で頑張っていたとき、どういうわけかすっごく応援していました。
いけー蓮舟、もっと薄着になれー、最初からもっと薄着で来いっ、と。
しかし蒋長揚が興味なさそうな顔をしていて、あ、ダメだこれ、と。
安心したような、残念なような、複雑な気持ちでした。
的外れな劉暢
「劉殿は元妻に未練があるが、今のそのざまで蒋長揚に勝てる点があると?」
国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第28話より引用
この言葉で生きる気力を取り戻した劉暢は、
劉暢「蒋長揚を倒せば何惟芳は頼るものがなくなり夢をかなえてやれるのは私だけと分かるだろう」
国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第35話より引用
このように蒋長揚を倒そうとしているみたいです。
ただ、何惟芳については「夢をかなえてやれるのは私だけ」というような形で、理解が浅いように感じました。
結婚していた1年間、紫犀丸が偽物だったと知るまで、何惟芳は猫をかぶっていました。
しかし、長安で劉暢と再会してからは猫を一切被らず素の何惟芳で接しています。
それでもまだ劉暢には何惟芳がどんな人か伝わり切っていないみたいです。
それに対して蒋長揚は、
蒋長揚「牡丹はきっと(芳園を)自分で買いたいはずだ。私から贈れば顔を潰すことになり努力が無に帰したと思うだろう。まして友人の父がまっとうに買ったものを威光を振りかざして奪えば非難される」
国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第28話より引用
このような形で何惟芳を理解しています。
何惟芳は誰かに夢をかなえてもらいたいタイプではなく、自分で夢を叶えたいタイプです。
まだまだ劉暢は当て馬として蒋長揚を倒せるレベルにない、と感じました。
蓮舟と何惟芳の違い
何惟芳「勝意と同じく、やり直すのは口で言うほど簡単ではない」
国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第35話より引用
ということで、超一流の刺繍の腕を持っていそうな蓮舟ですが、やり直す道ではなく、寧王の駒として使われる日々に戻ることを選びました。
蓮舟が刺繍をした衣を皇族が着ていたということなので、蓮舟の刺繍の腕は超一流だと思われます。
そして何惟芳の牡丹を育てる腕前や商売の腕前も。
2人は同じように婚家の人々に疎まれる結婚をし、超一流の腕を持っていますが、選択した道は違いました。
それはなぜなのか。
考えて思い当たったセリフが、以下のものでした。
蓮舟「いつの日かこんな衣を着てみたい」
国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第35話より引用
蓮舟は刺繍をしながら、自分が刺繍した衣を着ることができる人たちに憧れており、刺繍をする自分に対しては思い入れが薄いのかなと思いました。
それに対して何惟芳は、
何惟芳「すごくうれしい。母が愛した芳園を取り戻した。…(中略)…夢が叶ったのよ」
国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第29話より引用
何惟芳「かつて芳園にあった牡丹は全て母と私が育てたのよ」
国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第31話より引用
お母さんと一緒に牡丹を育てたという思い出を大切にしており、もちろん牡丹の花も好きなのでしょうが、同じくらい育てる過程にはお母さんとの思い出が詰まっていて、育てる過程も好きなのではないかと思いました。
6話や30話では、お母さんから芳園で牡丹の育て方を教わっていたころを思い出していました。
このように、蓮舟は刺繍をすることにはあまり思い入れがなく、刺繍された衣を着たいという思いがあり、さらに寧王の屋敷などで憧れの衣を着ている人たちを身近に見ることで、欲が高まった、という事情があるのかもしれないと思いました。
それに対して何惟芳はお母さんとの思い出の詰まった牡丹を育てることそのものも好きなのではないかと。
そのあたりが2人の選択に影響しているのかもしれないと思いました。
あの謎の答え
24話で蒋長揚は招財をじめており、あれは何なの?招財は内通者なのだろうか、何惟芳に代わって仕返しをしているのだろうか?と色々考えていましたが、招財は寧王の放った監視者で、蓮舟にたいしても指示を出すなどしていたことが分かりました。
すっきりしました。

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