紅き真珠の詩(うた) 第15話 八方楼の難 あらすじ
八方楼で世話になることになった燕子京は、驪龍盗の毒を盛られた。
靂魁に毒を盛られていた体に新たに毒を盛られ、康琚は心配した。
燕子京は、宝石を隠すこと、折を見て全員で八方楼を離れることを康琚に命じ、驪龍盗と崔八公が人を取引しているようだと話した。
端午は燕子京を看病した。
張普然が迎えに来て、燕氏隊商の者たちは皆逃げたが、端午は逃げず囮になる燕子京のため八方楼に戻った。
8年間驪龍盗に捕らわれていたという話を、燕子京は端午にした。
崔八公が目覚めた。
燕子京が部屋から消え探していた端午は、煙をかぎ意識を失った。
目覚めた場所は崔八公の採石場で、強制労働させられ…?
感想・考察
崔八公は、どうやら かなり えげつないことをやっている人物のようです。
驪龍盗の毒を持っていたり、人が死ぬことを何とも思わない採掘場を経営していたりと、とんでもないですね。
驪龍盗とはずぶずぶの仲なのかも!?
崔十九がその崔八公をやり込め、八方楼を掌握しました。(14話)
燕子京を恨んでいる崔十九が八方楼にいることは、燕子京にとっては最悪でした。
毒を盛られてしまいました。
しかし、崔十九は人道的なことをやり始めていたみたいで、この辺りで暮らす人々にとっては崔十九が来てくれたことはありがたいことだったのでは!?と思いました。
結局崔八公は薬を飲まず機を伺っていたということで、崔十九だけでなく端午たちみんながピンチに😰
今回は、2点、分からないことがありました。
分からないこと・その1,靂魁
出ました、新しい固有名詞(ですよね?)、靂魁。
康琚「ご自分の体がどんな状態か承知のはず。靂魁に何度も毒を盛られまた新たな毒まで…」
「紅き真珠の詩(うた)」第15話より引用
このシーンから、燕子京が驪龍盗の毒に慣れているらしいことと、燕子京の持病は、靂魁という人に毒を盛られていたことが関係しているらしいということが分かりました。
その後、燕子京は端午に、8年間捕らわれていたということを告白しました。
このシーン、
端午「なぜ驪龍盗の毒に?」
「紅き真珠の詩(うた)」第15話より引用
燕子京「捕らわれていた。8年も」
ということで、よく見ると厳密には”驪龍盗に捕らわれていた”とは言っていないんですよね。
しかし、会話の流れと驪龍盗の毒に燕子京が慣れているらしいことを合わせて考えると、燕子京が捕らわれていたのは驪龍盗で、だから靂魁という人も驪龍盗の(たぶん偉い)人と考えていいですよね。
とりあえず、そう思っておくことにします。
驪龍盗と驪龍洞
そして再び気になるのが驪龍盗と驪龍洞の関係です。
両者は同じ組織か、別の組織か、ということを13話の考察欄で考えましが、今回驪龍盗に捕らわれていたころの燕子京が子供だったということが分かりました。
康琚「驪龍洞に入った頃の若旦那そっくりだ。右も左も分からぬまま捨て身でぶつかっていく」
「紅き真珠の詩(うた)」第5話より引用
燕子京「ゆえに痛い目に。我らは地獄から這い上がった」
というセリフがありました。
今回の子供のころの燕子京のシーンを見ると、5話のこのセリフにぴったり一致するようにも見えます。
とにかく捨て身で逃げて、連れ戻されて暴力を振るわれていたとを指して言っているのでは?とも思えます。
驪龍盗=驪龍洞でしょうか?
そうだとすると、康琚は子供のころの燕子京を近くで見守っていた、ということ?
暴力をふるっていた人の中の1人とかでしょうか?
5話の康琚のセリフで若旦那に似ていると言っている相手は端午です。
端午は割と大人です。
だから、同じくらいの年の燕子京と比べているのだと勝手に思っていました。
驪龍盗に8年間捕らわれた後、燕子京は驪龍洞に入り、そこは燕家隊商みたいな商人組織で、そこで商売のイロハを学んで独立して燕家隊商を立ち上げた、とも思ったのですが。
もしかして、康琚は子供のころの燕子京と割と大人な端午を比べていた!?
康琚には端午が子供に見えている?
あり得る気もします。
だから、最初から端午に肩入れしていたのかも!?
今回を見たことで、驪龍盗=驪龍洞説が有力説になったような気がしましたが、驪龍盗と驪龍洞は別組織だという説も捨てがたい気がしています。
そういえば11話で郁施が処刑されたのを 子供の燕子京が 目撃していた というシーンがありました。
あのシーンの燕子京は すでに髪もボサボサでしたので、驪龍盗の牢から逃げ出そうとしてうろうろしていたら出くわした光景だったのかな、と思いました。
分からないこと・その2,端午の作戦
宝石の隠し場所を燕子京に教えてもらった端午は、それを越荀に教えて、八方楼内の侍衛たちを宝石捜しのため動員させました。
どうやら3日間 侍衛達を連れ出してほしいと頼んでいたようですが、越荀はすぐに帰ってきてしまい、端午の策略はあまりうまくいかなかったみたいです。
端午は本当の宝石の在りかを話したので、宝石は崔十九の手に渡ってしまいました。
もちろん全部ではなくほんの1部でしょうが。
あれは、何をやりたかったんでしょうか?
端午が宝石を犠牲にしてまで何をしたかったのか分かりませんでした。
時系列としては、八方楼から燕家隊商の皆が逃げた後でした。
みんながいないことが八方楼にバレて大騒ぎになる、そして囮として残っている燕子京に危害が及ぶのが少しでも遅くなるように時間稼ぎをしたのかな、と最初は思いました。
しかし、八方楼でお世話になっていた燕家隊商の人々です。
部屋も割り当てられていたでしょうし、ご飯も出てましたよね?多分。
なので、ご飯の時間になったら、すぐにみんながいなくなっているのはバレてしまうのでは?と思ったのです。
なので3日間隠し通すのはまず無理では?と。
たとえバレても、八方楼に残っているのが料理版の人などで、侍衛さえいなければ恐ろしい危害を燕子京が加えられることはない、と読んでのことでしょうか?
力仕事ができる人たち、人に危害を加えることに慣れている人たちを遠ざけたかった、ということでしょうか?
書き始めるまでは、料理人にバレるだろうし無駄では?と思っていたのですが、考えながら書いていたら、そういうことかもしれないと思えてきました。


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