星漢燦爛(せいかんさんらん)#32 予期せぬ波紋 あらすじ
王隆(王姈の兄)は独断で出征し捕虜になった。
無能な王隆を擁護する太子は非難の的になっていた。
皇后は五公主への怒りで、何も食べようとしなかった。
四娘子はキュウリを使い皇后に食事をさせた。
駱済通と仲良しの女官春笤は、四娘子への怒りを募らせた。
駱済通は、そんな春笤をたしなめた。
四娘子は、太子としてではなく子の立場で助命嘆願してみてはどうかと助言し、太子は情に訴え王隆救出を願い出た。
仕返しをするなら相談し、任せて欲しいと凌不疑は四娘子に話した。
皇帝は王隆救出を決定した。
喜んだ太子は、四娘子の助言で皇帝を説得できたと凌不疑に話した。
凌不疑は、今回の件で朝臣の恨みは皇后と太子に向けられることになる、四娘子の助言は太子を追い詰めたと伝えた。
凌不疑は何も話さず ただ関与するなと言うだけではないか、と四娘子は辛い胸の内を吐露した。
感想
廃太子の噂が流れているそうです。
再建された田家酒楼(だと勝手に思っています。番頭さんの名前が田朔だから)で三皇子派に寝返った人達と密談する小越侯。
この場所は、30話で小越侯と三公主が贋金について話し合った時も使われていました。
小越侯の企みを番頭の田朔は知っているようなので、小越侯とずぶずぶの関係の酒楼みたいですね。
(田朔が実は凌不疑の放った密偵だという可能性もあると思います)
太子と太子妃の関係
何としてでも王隆を助けるマンな太子は、五少主の話に怒りました。
特に、太子妃を貶す五少主に怒りを募らせていたようにも見えましたが、どうなんでしょう。
五公主「大兄上の心に誰がいるかは周知の事実よ。ただ破談になれば路頭の迷うと同情され太子妃になれたくせに」
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」#32より引用
と五公主は言い、「大兄上の心に誰がいるかは周知の事実よ」と言った時点で太子は顔色を変えていました。
全部聞き終えた後ではかなり怒ってましたよね。
前半と後半、どっちがより太子を怒らせたのか、気になります。
今の所四娘子は太子妃に懐いており、視聴者的にも太子妃に好感を持っている(いじめられると泣くのにはちょっと引きますが)ので、太子も実は太子妃が好きという乙女的王道展開を求めてしまっています。
そして太子の想い人とは誰なのかも気になります。
今回明かされると思っていましたが、明かされませんでした。
引っ張りますね。重要人物でしょうか。
朝貢品・キュウリ
四娘子はキュウリを使った一計を案じ、皇后は無事にご飯を食べて元気になりました。
今回初めてキュウリがかつて朝貢品で貴重なものだったと知り驚きました。
そしてWikipediaさんを見に行ってみました。そうしたら、
・漢字表記で使われる胡瓜の「胡」という字は中国から見た西方諸民族を指し、シルクロードを渡って来たことを意味している。
キュウリ – Wikipedia
・インド原産、またはヒマラヤ山麓が原産とされる
など、今回ドラマに出てきたような記述があって読んでて楽しかったです。
トラブルメーカー・王姈家族
凌不疑は王淳・王隆父子を排除したいと思っており、それは30話でも31話でも語られていました。
かなりの無能で、いると邪魔な存在のようです。
戦場で無能な、だけどとても偉い人がいるって、きっととんでもなくストレスフルなことなんでしょうね。
部下の立場だとしてもストレスですし、尻ぬぐいさせられる立場もたまったものじゃないですよね。
今回、凌不疑は王隆救出班に任命されてしまっていました。
助けに行くなら匪賊と交戦になって自分の部下を失うかもしれないし、自分が危険な目に遭うかもしれないしと、リスクを背負います。
無能な奴のせいで…。
という恨みは募りますよね。
前回文修君は匪賊の財を小乾安王に送るため、王隆に討伐を命じました。
凌不疑は事前に知りましたが、この機会に王家父子を排除しようと、放っておくことにしました。
けれど四娘子が太子に献策したことで台無しに。
しかもこの件が台無しになったことで、太子と皇后に恨みが向かってしまうらしい。
四娘子は関わるなと言われるばかりで、宮中の思惑とかは知らずに皇后や太子妃と仲良くなってしまいました。
2人の苦しみを和らげることができれば、と太子に助言することになったわけです。
太子は無事に皇帝を説得できましたが、そのことが逆に太子と皇后を追い詰める結果になるとは夢にも思わず…。
今回、四娘子は失敗してしまいましたが、でもこの失敗が四娘子にとってプラスになると思っています。
四娘子はもっと慎重に裏の裏をかいて動くようになるでしょうし、もともと頭がよく策士な四娘子ですから、今回の失敗をばねに学べば、宮中の人間関係を掌の上で転がすくらいのことができるようになるのでは😊
今後、四娘子がどのような策を思いつくのか、楽しみで仕方ありません。
喧嘩
凌不疑とは喧嘩のような形になってしまいました。
四娘子は関わるなと言うだけで何も教えてくれないことや、宮中になど関わらず生きることもできた自分を宮中に関わらせた凌不疑に不満を言いました。
でも、凌不疑としても伝えたくても伝えられないことがあると思うんですよ。
宮中で育って彼は、肌で人間関係や思惑を感じていると思います。
しかしそれは必ずしも言語化できないことも含んでいたり、確かな証拠がないのに言っていいのか迷うような情報もあると思うんです。
だから凌不疑が言わずに関わらせないようにしようという戦略を取るのも分かる気がします。
でも、四娘子は宮中に入ってしまって、しかも皇后に教えを受ける以上太子に近い場所にいます。
関わるなと言われても、四娘子の性格上無理な部分がありますよね。
この夫婦はもっともっと話し合う必要があるんでしょうね。
まだまだあと20話以上ありますから、きっと大丈夫だと信じています。
皇后の言うことは、素直に聞ける四娘子。
親の心を皇后から学んでいます。
皇后のおかげで、簫元漪とも分かり合えるようになるでしょうか?
こちらもまだ20話以上ありますから、分かり合えるようになると思っていようと思います。


コメント