星漢燦爛(せいかんさんらん)#43 鴛鴦将軍 あらすじ
皇后は越妃を訪ね、四娘子のため皇帝を説得してくれた礼を言い、夫を奪ったことを詫びた。
越妃は、どちらが真の夫婦か区別する必要などない、実の姉同然に思っているので体を大切にしてほしいと話した。
家族の無事を確かめたい四娘子に、皇后は会いに行くよう言った。
都を出るための令牌も渡してくれたが、四娘子は皇后を巻き込まないよう、令牌を偽造した。
廷尉府の牢で家族と会い、程始の無実を証明すると言うと、程老夫人は、へそくりの在処を伝え、そのお金で息子たちを救うよう言った。
四娘子は旅の途中、反乱軍の将軍・馬栄が銅牛県を占領したこと、県丞の李逢は引き回しにされながら顔忠と程始の罪を叫んだことを知った。
四娘子が行方不明という報告を受けた凌不疑は、単身寿春城内に潜入し彭坤を捕らえると、四娘子がいるだろう銅牛県に向かった。
馬栄は楼犇の説得で投降したという情報が入り…?
感想・考察
「鴛鴦(おしどり)将軍」というタイトルでした。
途中で捕らえた梁将軍から、凌不疑は鎧のことをからかわれました。
”鶏みたいな鎧着てる将軍とか笑える”みたいな感じで🤣
それに対して凌不疑が”鶏ではなく鴛鴦だ”と言い返し、ここで”タイトル回収ね”と私は思いました。
自分も最初は鶏だと思ったくせに、言い返す凌不疑が可愛かったです。
けれど四娘子の作った帷子のおかげで凌不疑が守られたと知って、こっちが本当のタイトル回収場面なのかな、と思い返しました。
そんなわけで、ムネアツなシーンが盛りだくさんだった今回です。
覚悟
最初の皇后と越妃の対話のシーンから、すでに熱かったです。
皇后は越妃に皇帝を説得してくれたことを感謝し、越妃は皇帝の心を動かしたのは雨の中皇后が駆けつけたことだと話し。
夫を奪ったことを謝罪する皇后に対する越妃の返しも最高でした。
越妃は最高でしたが、でもなんだか皇后が終始寂しそうな感じなのが心配でした。
そのまま見守っていると、皇后は四娘子が程始の無実を証明しに行くのを承知で送り出しました。
四娘子を見送った皇后は、綺麗な小箱の中に入った白い何かを見ていました。
多分あれは、皇后になる時にもらった印章ではないかと思うのです。
後宮ドラマを見ていると、正妻になる時に印象を授けられる描写がありますよね?
後世の時代だとかなり大きいのですが、漢の時代ということを考えるとあれくらいの大きさでもありえるのかな、と。
あの場面を見て、皇后は皇后位を返上しようとしているのではないかと思いました。
もちろん、四娘子のため、だけが理由ではないと思います。
そもそも皇帝が皇后を娶ったのは、乾安王を味方につけるためだった、ということがあります。
越妃と違い皇后は皇帝に望まれて結婚したわけではなく、折に触れ、皇后はそのことを実感しました。
皇帝はいつでも越妃ばかり見ていて、 皇后は寂しそうでした。
そして五公主のことがあり、太子の離婚騒動があり、と、皇后はこれまでにも皇后位返上を考えていたのではないかと思いました。
そしてそんな中、今回の事件が起きました。
一度決めたらやり通す四娘子を外に出してあげたいと思った皇后は、今回がいい機会だと思ったのではないか、と思いました。
”前から皇后位を返上しようと思ってたじゃないか、今がいい機会なんじゃなの?”と自分に言ったのではないかと。
だから印章(っぽいもの)を見ていたのだと思いました。
(もちろん、歴史を全く知らないので本当の所は分かりません。妄想を爆発させただけです。詳しい方、是非教えてください。)
四娘子の活躍
皇后は一大決心をして令牌を渡しましたが、四娘子は皇后に迷惑をかけないため、令牌を偽造しました。
頌児「投獄されて半日ですよ」
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」#43より引用
というセリフがあったので、四娘子はほんの短い時間で令牌を偽造したわけです。
そりゃあ、塗料も乾きませんね。
そしてあれだけ立派な令牌をかなり短い時間で仕上げた四娘子。
虎符を偽造した時(33話)もその技量にビビりましたが、四娘子は理系の才能だけでなく美術の才能もあるんですね。
そういえば、以前サグラダファミリアでお馴染みのアントニ・ガウディ展を見に行った時、ガウディも絵がとても上手でした。
建築系の才能を持っている人は美術の才能も持ち合わせているものなんでしょうか。
興味深いです。
袁善見のおかげで無事廷尉府の牢に入れた四娘子は、程始の無実を証明すると家族に宣言しました。
事件の経過
銅牛県で何があったのか、後半明かされました。
顔忠と程始は半日後帰ると言って城門を出たけれど、半日後戻ってきたのは顔忠の印を持った馬栄だった。
馬栄は2人の県丞を引き回しにし、その中で李逢が顔忠たちが敵に投降したと叫んだ。
そんな感じで銅牛県は馬栄に占領されていたが、楼犇の説得で馬栄は投降した。
凌不疑が彭坤を捕らえてすぐに、馬栄が投降したという報告が届いたので、馬栄が投降したのは彭坤が捕らえられたことを知ったからではないですよね。
馬栄は市民を襲うこともなく平和的に銅牛県を占領し、そして説得に応じて投降した。
一体どんな人?
なんのために占領したの?
なんだか疑問が多いです。
驊県は街を焼かれ人々も●されましたが、それとは全く違う平和的な占領。
そしてせっかく占領したのに説得されて投降。
李逢が怪しいという考えは先週から変わっていないのですが、でももしかしたら李逢も民を守るためとか、そういう良い目的のために顔忠たちを貶めているのではないか、と思ったりもしました。
わかりませんけれどね。
名探偵四娘子が、荷台に隠れて銅牛県の城内に入るみたいなので、きっと真相を暴いてくれるでしょう。
凌不疑は寿春の補給を絶ち自滅するのを時間をかけて待つつもりが、程家の厄災を知り早期解決のため単身寿春城に乗り込みました。
予想通り王姈が出てきましたが、王姈は刺客が凌不疑だと気付かず喚いて兵士を呼ぶ役だけで終わってしまいました。
ちょっと残念。
王姈が協力してくれるんじゃないかと思っていたのですが…。
でも協力する機会は彭坤を尋問するときにもあると思うので、これからに期待です。
孤城の黒幕だと思われていた彭坤ですが、どうやら違うらしい?
まだ終わりじゃないっぽい!?
そしてどうやら凌益が関わっているらしい!?
一体どういうことなんでしょうか。
とっても気になります!
黒甲衛が中に入って来たとき、真っ先に梁邱兄弟の体を確認し、怪我してないか確かめてた凌不疑、愛を感じました。
犠牲は少なくて済んだと言っていましたが、でも犠牲は出てしまったわけで、戦いのない世に早くなって欲しいものです。
次回、銅牛県で四娘子と凌不疑は再会し39.40話以来の夫婦探偵回となるのか!?
見てきます!


コメント