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国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第26話 ネタバレあらすじと感想・考察

国色芳華

国色芳華 第26話 あらすじ

朱福しゅふく穿魚せんぎょと手合わせし距離を縮めていた。

李荇りこう何惟芳かいほうを現状から救うため側女に迎えると言いに来た。
そこに劉暢りゅうちょうもやってきて、何惟芳かいほうのために家を借りたのでそこに住まわせ守ると言った。
蒋長揚しょうちょうようは高値を付けたほうに売るなどと言い出し、何惟芳かいほうは断った。

芳園ほうえんを買うため何惟芳かいほうは金を工面した。
しかし一足先に芳園ほうえんは組合長に買われてしまった。
何惟芳かいほうは借りた金で東市に新店を開いた。

勝意しょうい王擎おうけいを殺害し出頭した。
裁きの場で、勝意しょういは、死に場所だけは選べるというと自害した。

何惟芳かいほうは商売を成功させ男尊女卑の世でも成し遂げられると証明しようと考えた。

幼貞ゆうていの工作で、店は閑古鳥が鳴いていた。
何惟芳かいほう蒋長揚しょうちょうようの伝手で花街や酒場の店と取引を始めた。

歓雲楼かんうんろうの舞姫と話をした何惟芳かいほうは、彼女たちが鉛の入ったおしろいを使っていると知った。
何惟芳かいほうは化粧品の研究を始め…?

感想・考察

始まって早々、朱福しゅふく穿魚せんぎょが手合わせしていて、あれ?もしかしてフラグが立った?😯🥰🥰とワクワクしていました。

そしたら何惟芳かいほうの従兄、李荇りこうがやってきて何惟芳かいほうにプロポーズし(割と最低なプロポーズ)、さらに劉暢りゅうちょうまで…という、とんでもコメディ展開に笑っていました。

芳園ほうえんは組合長に買われてしまいました。
組合長と言えば、前回 粟の件では心強い味方だったのにここでは対立するのね、と少し寂しい気持ちになりました。

でも芳園ほうえん何惟芳かいほうが買ってしまったら、今の幸せいっぱいしっぽり同居生活💕が終わってしまうので、それを避けたい私は喜んでいました。
組合長、グッジョブ!

そんな感じでウキウキ見ていたら、勝意しょういがあああああああああああ😱😭😭😭😭😭😭😭
王擎おうけいがああなったのは当然の報いというか、正当防衛でしょ、あんなのって感じで「よくやった、勝意しょうい」としか思わなかったのですが、勝意しょういがああああああああ😭😭

勝意しょういはしぬ必要なくないですか?

勝意しょうい「私はとても、とても自分が嫌いなの。…(中略)…それでも一番恨めしいのは女子に生まれたこと。…(中略)…ずっと自分を嫌い続けてもう変われないわ」

国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第24話より引用

勝意しょういは自分が嫌いで、たぶんこの世界も嫌いというようなことを言っていました。
そして自分は変われないとも。

王擎おうけいは再婚前は優しかったですが、案の定再婚したら暴力の日々が繰り返されました。
勝意しょういはいつから決めていたのか、王擎おうけいをやり、自分も😭

思えば最初に勝意しょういに会った時、勝意しょうい王擎おうけいから守るため何惟芳かいほうに意地悪しました。
今回も、もう王擎おうけいの被害者が二度と出ないようにしてくれて、本当に優しいなと思いました。

安全性

何惟芳かいほうは21話で奴婢の身分に格下げされ、蒋長揚しょうちょうように買われました。
24話で何惟芳かいほうは戸籍を用意してほしい(平民にしてほしい)と蒋長揚しょうちょうように頼みました。

それに対して蒋長揚しょうちょうようは、

蒋長揚しょうちょうよう「軍営を出たことを県主もりゅう家も知っている。身分と命のどちらが大事だ。私の奴婢でいれば安全だ。今は黙って稼げ。時が来たら身分を戻してやる」

国色芳華(こくしょくほうか)~牡丹の花咲く都で~ 第24話より引用

と言っていたのです。

この「私の奴婢でいれば安全だ」という意味が分かりませんでした。
なので、24話ではスルーしました。

しかし今回、蒋長揚しょうちょうよう李荇りこう劉暢りゅうちょう何惟芳かいほうを売ると言ったことや、幼貞ゆうていが店に対する嫌がらせしかしてこなかった(命は狙ってこなかった)のを見て、どういう意味か分かった気がしました。

何惟芳かいほうは奴婢なので、恐らく法律上は人ではなくモノなんだと思います。
犬や猫も法律上はモノなので、それと同じなのだろうと思いました。

モノだということは、蒋長揚しょうちょうようの所有物ですから、もしも第三者が蒋長揚しょうちょうようのモノを壊す(ころす)ことがあれば、それは器物損壊になり、モノを奪えば窃盗になります。

何惟芳かいほうが平民であれば、何惟芳かいほうをころしても何惟芳かいほうに対する殺人罪でしかないので きっと幼貞ゆうていはいくらでも もみ消せたのだろうと思いました。
平民1人の命など大したことないのだろうと。

しかし蔣長揚しょうちょうようのモノを壊した(ころした)りすれば、それは蔣長揚しょうちょうように対する罪になり、もみ消すのが難しい(蒋長揚しょうちょうようと対立することになる)から手を出さない、ということなのだろうと理解しました。

「私の奴婢でいれば安全だ」とはこういう意味なのだろうと思いました。
主人にさえ恵まれれば、奴婢は平民よりも守られる存在だというのは皮肉ですね。

そして何惟芳かいほうは、奴婢なので、李荇りこう劉暢りゅうちょうとは結婚できないみたいです。
蒋長揚しょうちょうよう何惟芳かいほうが賭け(先に結婚したほうが負け。15話参照)にさっそく負けるのでは?みたいに言っていましたが、奴婢である限り何惟芳かいほうは結婚できないのですね。

「時が来たら身分を戻してやる」というのはいつになるのでしょうか?
ねい王を倒したら、ということになるんでしょうか?

歓雲楼かんうんろうの舞姫たちは鉛入りのおしろいを使っているということです。
少しネットで調べたところ、鉛は体に悪いそうです。

「鉛の血中濃度が非常に高いと、人格の変化、頭痛、感覚の消失、脱力、口の中の金属味、歩行の協調障害、胃腸障害、貧血が起こることがあります。」

鉛中毒 – 25. 外傷と中毒 – MSDマニュアル家庭版より引用

本でも調べてみたところ、人類が初めて使い始めた元素が銅で、2番目に使い始めた元素が鉛だそうです。柔らかく高密度で扱いやすい鉛は多用されたそうですが、古代ローマでは

「ローマのワイン醸造業者は普通、未発酵のブドウ果汁を長時間沸騰させサパと呼ばれるシロップを作り、これを甘味料としてワインに添加していた。果汁を鉛の鍋で煮ると銅鍋を使ったときよりも一層甘いシロップになることを彼らは知っていた。鉛の鍋で煮ると甘みが増すのは、ブドウ果汁の酢酸の作用で鍋の鉛が溶けだし酢酸鉛という化合物ができるからだ。…(中略)…ローマの痛風患者の少なくとも一部は鉛中毒によっておこる、いわゆる鉛痛風だったようだ。鉛中毒はこのほか、精子数の低下ももたらした。後期のローマ皇帝の多くが、子をなそうと多大な努力を払ったにもかかわらず不妊に苦しんだ。ローマの支配者の多くは鈍重かつ残忍で、身体的もしくは精神的に障害を負っていた。医学史家のなかには、これを鉛中毒の表れと見る者もいる」

[カジュアル版]元素から見た化学と人類の歴史ー周期表の物語 アン・ルーニー著 八木元央訳 原書房 38,39頁より引用

甘いシロップを作るのに鉛の鍋を使っていて、それでローマ皇帝には上に紹介したような障害が出ていたらしいということで恐ろしいですね。

幼貞ゆうていの妨害工作により、新たな販路を開拓した何惟芳かいほうでしたが、そこでビジネスチャンスを掴み取りました。
危険な化粧品から女子たちが守られて、何惟芳かいほうもがっぽり儲けられる展開、期待しています!

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