星漢燦爛(せいかんさんらん)#29 偏愛される喜び あらすじ
皇后は、自分も幼いころ両親がそばにおらず苦労をしたから四娘子の境遇が良く分かり、偏愛したくなるのだと語った。
凌不疑は四娘子を城壁の上に連れて行くと、四娘子こそ自分にとって一番輝く星だと言って額に口づけた。
四娘子も凌不疑もその夜は眠れなかった。
皇后の授業はできることを伸ばし、できないことは少しずつできるようになればいいというものだった。
文修君は皇后を訪ね、一通りけなすと、弟の小乾安王に鋳造をさせて欲しいと頼んだ。
皇后が拒むと文修君は、燭台を皇后にぶつけようとし、四娘子は盾となり、燭台から皇后を守った。
皇帝と凌不疑が現れ、罰を受けるか、帰るか選ぶよう言うと、文修君は帰ることを選んだ。
文修君を送っていった凌不疑は、乾安王の亡くなった理由を尋ねた。
小越侯から瘴気に毒があると教えられたが、乾安王は救助しようと瘴気に入り亡くなったと文修君は語った。
感想
「偏愛される喜び」というタイトルを見た時、”やっと四娘子も凌不疑に偏愛されていることに気づき、それを喜びと感じるようになるのね”と喜びました。
よかったー。
でも悟るの早いな、と思っていました。
そして今回、本編を見てみたら四娘子を偏愛していたのは皇后さまでした🤣
もちろん、凌不疑もめちゃくちゃ偏愛していましたが、それが四娘子に届いているかはイマイチ謎です。
今回は物理攻撃(でこキス)があり、四娘子は眠れないほどドキドキしたみたいですが、でも凌不疑はものすごーく四娘子のことを好きなんだよ、ということが伝わっているのかは謎です。
それに対して皇后さまの愛はばっちり伝わってるみたいです。
ところで皇后さまは、
皇后「幼き頃からそばに両親がおらず大母や叔母に虐げられてきた。余も全く同じ境遇に身を置いたから苦労が痛いほど分かるの。だから哀れに思って大切にしたくなる」
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」#29より引用
と言っていました。
そしてですよ、皇后さまがお世話になった先は乾安王府なわけで、側にはきっと文修君がいたわけで、そして皇后さまは四娘子と違ってやり返すタイプではなさそう。
ということなどを色々考え併せると、たぶん皇后さまは四娘子以上に辛い目に遭ってきたんだろうなぁと思いました。
文修君はあんな感じですから、当然親もあんな感じでしょうし、皇后さま、苦労されたんですね。
辛い境遇で育ったのに人にやさしくできる皇后さま、本当にすごいと思いました。
王姈を訴えたのは、これからお世話になる皇后さまを試すためだったと知って、四娘子の度胸に驚嘆させられました。
急に訴えたことに、そんな思惑があったとは…。
四娘子「私はされるがままの人生が一番嫌いよ。殺し合いになっても座して死を待ったりしない」
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」#29より引用
この四娘子のセリフ、好きでした。
四娘子の凄い所は、口先だけじゃなくて、ちゃんと実践してるところですね。
信念のまま突き進む姿勢に、さすがヒロインなぁと思わされます。
タイトル回収
「星漢燦爛」というタイトルが、今回回収されました。
凌不疑「幼い頃何度もここに来て、家のともし火と燦爛と輝く星を見た」
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」#29より引用
この凌不疑のセリフから。
きっとタイトルの意味は、漢の世に燦爛と輝く人々がいた、凌不疑にとってそこで一番輝く星は四娘子だった、みたいな感じだろうと思いました。
昔話をする凌不疑と、凌不疑の瞳に映る星を見ようとする四娘子。
四娘子が急にロマンチックなことをしたわけですが、これはそういう雰囲気に持っていくための計算ではなく、普通に凌不疑の瞳に星が映っているのに気づいて学術的好奇心で見ようとしただけのような気がしてなりません。
見張りの兵に不審者呼ばわりされた凌不疑は、彼らに見せつけるように四娘子の額にキスしたのでした。
額にキスで眠れなくなる四娘子と凌不疑、可愛すぎました。
梁邱飛と梁邱起は夜更かしする凌不疑に付き添い夜更かしさせられたうえ、翌日からは毎日早起きで大変みたいです。
頑張ってください。
この2人のおかげで凌不疑も四娘子にキスできてテンション上がってたことが分かり、ほっこりしました。
いつも教えてくれて、ありがとうございます。
授業が始まる
皇后さまの授業、五公主が乱入するんじゃ!?と始まる前は警戒していました。
でも始まってみたら素晴らしい授業でした。
四娘子の得意を伸ばしてくれる授業!
そうそう、これを望んでたんですよ。
理解してくれる皇后さまの所で、いっぱい勉強してもっともっと賢く生き生きしておくれ―。
この授業のシーン好きでした。
弟の望むとおり鋳造権を得させてあげようと乗り込んで来た文修君。
今回も嫌な人オーラをまき散らし頑張っていましたが、彼女が出てきてくれたおかげで色々なことが分かりました。
・乾安王は文氏の先祖で前朝の重臣だった。
・文帝と文修君は従兄弟同士。
・乾安王が宣氏を助けたのは、自分が宣氏全族に助けられたから。(だから皇后さまが乾安王に対して恩を感じるのはともかく、文修君が恩を笠に着て皇后に無理強いするのはお門違い)
・乾安王は瘴気に毒があると知りつつ霍侯を助けに行き亡くなった、と小越侯は文修君に報告した。
・小乾安王には鉱山がある。
この中で気になったのは、やっぱり乾安王が亡くなった経緯です。
瘴気に毒はなかったのですから、乾安王は殺された可能性が高いですよね。
そうだとすると、殺したのは小越侯でしょうか。
文修君は父を殺した男の言うことを鵜呑みにして、父親は瘴気で亡くなったと思っている!?
ちょっと可哀想な人かもしれません。
そして小乾安王には鉱山があるから困らないはずだと凌不疑が言っていたことも気になりました。
鉱山を持っている(?管理を任されている?)なら、かなり裕福なんじゃ?と思ってしまいます。
けれど前回、
彭老婦人「小乾安王の暮らしは厳しく、長年衣も新調していません。日々を暮らすため食事も減らし外出もなし。過分な要求をするのも切羽詰まったがゆえ」
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」#28より引用
というセリフがありました。
これはどういうことなのか。
今パッと考えられるのは2つです。
1つは、小乾安王が彭家に鉱山を取り上げられて搾取され貧しい暮らしをしている。
2つ目は、遠い寿春まで姉は調査に来ないだろうと、小乾安王は彭家と一緒になって姉を使って皇家から財産をせしめようとしている。
1だったら弟は都で成功できるような器ではないでしょうから、そんな弟に期待している文修君は可哀想ですね。
2だったら、文修君は言いなりになる駒だと思われて利用されているわけで、この場合も文修君は可哀想ですね。
前回、王姈が案外可哀想な子だったのだと知って王姈を見る目が変わりましたが、今回は文修君が案外可哀想な人なのかもしれないと思いました。
そして1の場合でも2の場合でも彭家は悪い家だと思われるので、彭坤に嫁ぐ王姈は可哀想ですね。
次回のタイトルは「招かれざる客」。
文修君以上に”招かれざる客”と形容されるのにふさわしい人いる!?
誰なのか、見てきます!


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