星漢燦爛(せいかんさんらん)#50 我が名は… あらすじ
凌不疑は手当てを受けた。
四娘子は、凌不疑とは終わりだと皇后に話した。
何が真心で何が計略か分からなくなったからだ。
孤城の件を調べてから諦めたいと考えた四娘子は淳于氏と面会してヒントを得、三才観を目指した。
意識の戻った凌不疑は、15年前のことを語った。
凌不疑と衣を交換していた霍無傷は霍翀の部屋で凌益が霍翀を殺すのを目撃した。
凌益はレイ帝に投降するよう霍翀を説得したが拒まれ、殺したのだった。
凌益はレイ帝と通じていた。
霍君華と共に物乞いをしながら、2年かけて都に戻った。
皇帝に名を尋ねられた時、霍君華は、凌益に狙われないよう凌不疑と名乗るよう言ったため、凌不疑と名乗った。
あと少しで復讐を果たせるという時、凌益は証拠を隠滅し始めた。
証人が消え正当に凌益を捕らえられなくなった霍無傷は、自ら手を下すことを決めた。
感想・考察
凌不疑は助けられ、宮中で手厚い看護を受けることになりましたが、誰にも触れさせないよう握りしめた少商の弦が 肉に食い込んでるにも関わらず離そうとせず治療ができない状態でした。
なんで手を握ってると治療ができないの?とちょっと疑問に思いましたが、多分脈が非常に重要で、あの状態だと脈を診ることができないからなんでしょうね。
分からない気持ち
四娘子は、凌不疑とは終わりだと皇后に話しました。
太子の虎符を凌不疑が使ったことで、さらに四娘子は凌不疑の気持ちが分からなくなっていたようです。
虎符がなくなった話は33話でした。
虎符の管理を任され重責に耐えられなくなった太子は虎符を移すことにし、太子妃の従兄孫勝(無能)に任せました。
そしたら無くなってしまいました。
小越侯は孫勝と通じているので、小越侯の企みです。
太子に相談された凌不疑は太子妃に謝罪させるという方法を提案しました。
凌不疑は太子妃とその一族が邪魔だと思っていましたから、孫氏一族を追い落とすための一環として虎符紛失に乗ったのかもしれません。
ところが、太子妃が四娘子に相談したことで、四娘子がこの事件に関わることになり、虎符の偽造までしてしまいました。
有能すぎる妻がお咎めを受けないよう、凌不疑は計画を変更せざるを得ませんでした。
霍翀が皇帝から託されていた虎符(霍翀の形見)を四娘子が偽造した虎符とすり替えました。
これにより太子は難を逃れました。
四娘子が関わることになったから、凌不疑は太子のために働き事なきを得ましたが、当初の計画では太子が虎符を失くしたことは露見する予定だったんでしょうね。
まだ虎符の件についてはこういうことなんだろう、という予想でしかないですが、でもこれに関しては四娘子が関わったことで凌不疑も太子のために働いたという結果になっていますから、凌不疑が自分の目的よりも四娘子を優先したことを物語っているエピソードのように思えるのですが、どうなんでしょう?
大切な父親の形見を、四娘子のために手放したんですよ?
ただ、その結果、小越侯の所には本物の虎符が残り、その虎符は小越侯から凌不疑の手に渡り、凌不疑は虎符を用いて凌益の誅殺を行うという結果になりました。
これにより太子は廃太子にされ三皇子が太子の座につくかもしれず、最初から凌不疑はこれを狙って虎符のすり替えをしたのではないかとも考えられます。
あの場で虎符が偽物だと分かってしまったら本物の虎符を後で使うことはできません。
あの計画は最初から太子の虎符を手に入れるためのものだったのではないか、と深読みしようと思えばできます。
でも、凌不疑はつい最近までは、合法的に凌益を追い詰めようとしていたわけで、虎符を使って凌益を…なんて考えていなかったのではないかと思うのですが。
…頭のいい人ですから、奥の手のさらに奥の手として、こうなるかもしれないことも計算していたでしょうか。
自分のために父親の形見を使ってくれたと思っていたことが、もしかしたら太子を追い詰めるためだったかもしれない、と思えなくもない。
分からなくなってしまったという四娘子の言葉が分かる気がしました。
死を覚悟した凌不疑は四娘子のために四娘子を置いて行き、そのことも別れを決意する理由となりました。
この2人、これからどうなるんでしょう。
霍無傷は離れる決意をした四娘子を追いかけてくれるでしょうか。
ちょっと心配です。
四娘子は諦めるために孤城の件を独自に調べることにし、淳于氏に会いに行きました。
名探偵、動きます。
48話では淳于氏は明らかに孤城のことについて何か知っていそうでしたが、生きるために錯乱するしかない淳于氏は語ることができません。
汝陽王妃に届けた神像の中に自分の切り札となる証拠を隠しているでしょうか?
凌益が確かに孤城の黒幕だと物語る証拠が入っていればいいですね。
霍無傷の証言以外にも物証があれば、左御史中丞も黙らせることができるはずです。
淳于氏は女媧様に祈りを捧げていました。
女媧という名前は神様が出てくるドラマに良く出てくる気がしていて(神器の名前になっていたりしますよね)この機会に調べたところ、
古代中国神話と道教に登場する人類を創造したとされる女神。
女媧 – Wikipedia
だそうです。なるほど。
孤城の真実
ついに、孤城で何があったのか、どうして霍無傷は凌不疑と名を偽り生きてきたのか語られました。
待ちに待った真相告白。
演技もすごかったです。
衣を交換したことで、本物の凌不疑は自分と間違われ●されてしまい、霍家の者は凌益に狙われると思い凌不疑の名を使って生きてきたということでした。
凌益と彭坤はレイ帝と通じていたんですね。
孤城に援軍が来ないよう仕向け、投降するよう霍翀を説得していた凌益ですが、霍翀が説得に応じないため葬りました。
家族は助けると言われていたらしい凌益は霍家の人達も助かると思っていましたが、彭坤は敵討ちを恐れ霍家を全滅させることにしました。
父親の最期を目撃し、一族全滅を知った。
そんな中 精神的に参ってしまっている霍君華と2年がかりで都に戻り、凌益への復讐を誓って15年生きてきた。
予想していた通り、合法的に敵討ちをできなくなったため暴挙に出たということも語られました。
壮絶です。
四娘子に出会い時々ラブコメしてたのが息抜きになってたらいいです。
孤城の件が明らかにされ、凌不疑も本当の自分の名前を皇帝に告白しました。 あと残り6話。
いよいよ寂しくなってまいりました。
次回51話のタイトルは「それぞれの区切り」52話は「歳月を経て」です。
この感じですと、凌不疑と四娘子は いったん別れてしまい、数年後愛が再燃する、みたいな感じでしょうか?
一旦全部謎が解明されたので、残りは2人の愛の物語になるのでしょうか。
それともまだ「なんだってー!?」な展開がある?
残り少ないですが、最後まで楽しんでいきたいと思います!


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