一念関山(いちねんかんざん) 第30話 恋愛法の伝授 あらすじ
于十三は後腐れがないよう初月に金で1晩買ってもらいって夜遊びし、恋愛法を伝授した。
于十三は金媚娘と和解した。
十三は初月が李同光の婚約者だと知った。
安国皇帝は、任辛が復讐のため李守基を殺したとひらめき、鄧恢に任辛を半月以内に殺すよう命じた。
鄧恢は李同光を調べさせた。
梧国皇帝の身柄は東湖の牢に移された。
寧遠舟は右手に力が入らないことに気づいたが、周囲には隠した。
初月は李同光に恋愛法を使ってみたが、于十三のことを思い出してしまった。
初月は仲のいい夫婦のふりをしつつ自由に生きるという契約を李同光と交わした。
于十三の正体に気づいた初月は会いに行き、もう1度買いたいと話したが、十三は断った。
鄧恢は金沙楼分店に捜査に向かったが、もぬけの殻だった。
感想・考察
李同光に失恋し傷心の初月でしたが、于十三に出会い一緒に過ごしたことで、前回笑顔を見せました。
再び于十三と出会い、恋愛法の伝授を受けた初月は、李同光に恋愛法を使ってみたものの、李同光のことは別に好きではない、むしろ于十三が好き!と気づいたようです。
しかし于十三は相手にしてくれませんでした。
于十三「(金沙楼は)カネさえ払えばどんな美男子も指名できるぞ」
「一念関山」第30話より引用
というセリフを聞いた時、初月がホスト狂いになってしまうのではないかと心配しました。
初月はお金持ちですから、通いたいだけ通えてしまえます。
でも、鄧恢の調査が入るということを嗅ぎつけた金沙楼は、安都分店を閉鎖しとんずらしてしまいました。
初月にとっては良かったのかな、と思いました。
初月は出世と世間体だけ協力する仮面夫婦契約を李同光としてしまいました。
当初から、ケンカップルを期待していた身としては寂しい気もしますが、そんなに簡単に初月を好きになってしまったら、李同光という強烈なキャラの個性が死んでしまうでしょうし、初月が選んだ道ですから、それでいいのかなと思いました。
何でも話せる親友みたいな夫婦になれるかもしれませんしね。
自分の好きな人のこととか。
それはそれで楽しそうだと、納得しました。
短期間に軽い失恋を2回してしまった初月が、心の底から愛せる人を見つけられるようにお祈りしておきます。
え?3日ですよね?
于十三「当時(金媚娘に)手は出さなかったし傷がある顔を美しいと褒めた」
「一念関山」第14話より引用
元禄「何日共に過ごした?」
于十三「3日だ」
というやり取り、覚えてます。
そのため、今回の于十三と金媚娘の会話を聞いて、自分の記憶違いを疑いました。
2人の思い出話が、とても3日間しか共に過ごしていない人たちの物ではないと感じたからです。
14話を見た時は、金媚娘がすごく惚れっぽい性格で、3日しか一緒にいなかったのに結婚するといってストーカーチックになったのかなと思っていました。
どちらかというと、金媚娘が風変わりな性格なのかなと思っていました。
しかしですよ?
金媚娘「私の顔の傷を治すために王府から秘薬を盗み出してくれた。自分の剣を売って衣を買ってくれたことも」
「一念関山」第30話より引用
これが3日間のうちに起こったことのようには思えないんですが。
日本語なら、”出会った日には私の顔の傷を治すために王府から秘薬を盗み出してくれて、翌日には自分の剣を売って衣を買ってくれた”となりませんか?
超短期間のことを話しているなら。
金媚娘の話ぶりが3日間だけしか共に過ごしていないようには聞こえないと思いました。
それに、
金媚娘「手を出さないなんて珍しいわね」
「一念関山」第30話より引用
というセリフがありましたが、于十三の言葉を信じるなら、于十三は金媚娘に手を出してないですよね?
自分も出されてないのに「珍しいわね」って言うでしょうか?
それとも金沙楼に于十三が遊びに来るときは、いつも手を出しており、そのことを金媚娘は知っていて、統計上の話をしているんでしょうか?
自分は手を出されてないけれど、あなたは統計上は9割手を出しますよね?みたいな言葉なんでしょうか?
今回を見たことによって、14話における于十三の証言が嘘ではないかという疑いが生まれました。
金媚娘と一緒にいた期間は3日ではないのではないか、手を出したのではないか、という疑いです。
仮に3日だとしても、于十三は顔を治すために努力(?)をたくさんしてくれて、金媚娘はそれに感動したから求婚したのかなと思いました。
今までは、金媚娘がちょっと風変わりな女性なのかもしれないと思ってきましたが、今は、于十三が嘘をついているか、于十三の愛し方が全力すぎるかどちらかかもしれないと思ってします。
見えていた未来
李同光「数年後には輔政大臣になり最上の物を何でも差し上げます」
「一念関山」第29話より引用
というセリフがあり、前回までは私もそうなると思っていました。
李守基はいなくなり、その下手人として疑われた李鎮業が左遷され、初国公の協力も確保できました。
だから李同光の未来は明るいと思っていました。
しかし、今回突然安国皇帝が任辛に思い至ってしまいました。
これは鄧恢がそうなるように仕向けた部分があるみたいですが、とにかく閃いてしまいました。
鄧恢の調べによって任辛が六道堂と一緒にいることとか、六道堂と李同光が協力関係にあることとかが安国側にバレてしまったら、見えていた未来が一気になくなってしまいますよね。
これで、結局如意は安国皇帝にも復讐しないとダメだと気づく感じになるんでしょうか?
明るい未来だと思っていたのに、暗雲が立ち込めてきて心配です。
寧遠舟の手
暗雲といえば、寧遠舟の手も心配ですよね。
震えてて自分の意思で制御できなくなっちゃった、というように見えました。
いったいどうしたんでしょう?
章崧に飲まされた一旬牽機の周期でしょうか?
にしては、これまでとは発作の感じが違うように思えるのですが。
今までは発作が起きると、手のひらの真ん中あたりのツボを押してましたよね。
解毒薬は21話で元禄君が取ってきてくれたのを飲んで、
22話では柴明達の弔いをした1日が描かれ、その翌日に安都に到着し、翌早朝に楊盈が安国皇帝に召され1日待たされところが描かれました。(薬を飲んで3日経過)
23話で、楊盈が楊行遠に会いに行き、如意は陳癸を葬った日が描かれました。
24話は23話と同じ日と、翌日、迦陵が暗号を送り子の刻に会うまでが描かれました。(薬を飲んで5日経過)
25話では、迦陵を倒し、如意がショックで寝込んだ日と、その2日後に如意が調査に行くまでが描かれました。(8日経過)
26話は、25話の続きと、翌日(?)李同光が楊盈の馬車を襲うまでです。(9日経過?)
27話は10日目です。機嫌のいい李同光と初月のやり取りがあり、夜、如意が汪国公に毒を盛り(その日が16日との記載あり)、翌日(17日)に汪国公は亡くなりました。28日に李守基を如意が葬りました。29日に安国皇帝に連絡が届いたと思われます。(23日くらい経過)
朱衣衛の人「今日は大殿下の初七日で法事の最中かと」
「一念関山」第29話より引用
というセリフがあったので、29話で21話で寧遠舟が薬を飲んでから、おそらく30日くらいなんですね。
10日毎にちゃんと薬を飲んでいるとして、30日目の薬を飲まなきゃいけない感じなのかなと思いました。
ずっと安国にいるのだから、薬のある場所までたどり着かなければならないという、旅の道中とは違うはずで、薬を楽に手に入れられるように思うのですが、なにかあって薬が手に入らないとかでしょうか?
それとも体を氷で冷やすとか、意味の分からない献身をしていた(25話参照:氷漬けの拷問を受けた如意を思いやっての行動)ので、そういうので体にガタが来ているとかでしょうか?心配ですね。
次回、第31話は「契の剣」第32話は「敵討ち」です。
31話はなんだか分からないですが、今週の割とラブコメな感じとは打って変わって、来週は昭節皇后の敵討ちの話になるでしょうか?
そして残っている敵というと、安国皇帝なので、皇帝をやる?
おお!クライマックス感がすごいですね。


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