玉骨遥(ぎょっこつよう) 第15話 龍神の潜む淵 あらすじ
時影が忙しそうなので 朱顔は 道中重明から聞いた処方で薬を作り、村人に飲ませた。
口伝えで聞いたため誤った薬草を入れてしまい、朱顔の薬を飲んだ村人は容態を悪化させてしまった。
時影は悪化してしまった村人の治療に当たり、朱顔にも手伝わせた。
落ち込んでいた朱顔だが、時影は失敗しても信じてくれたので懸命に手伝った。
村の疫病はひとまず治まった。
原因は何なのか、時影は村長に尋ねてみた。
すると村長は川の水を疑っていた。
時影が川を調べると、確かに水質に異常があった。
上流では水面に泡があり、何かの霊力が水底に潜んでいると時影は感じた。
その川の水源は蒼梧の淵だった。
時影は事態を大司命に報告した。
大司命は蒼梧の淵に囚われた龍神の復活が近いのではないかと語った。
龍神の復活は鮫人の悲願だ。
時影は蒼梧の淵へ調査に行きたいと願い出た。
世が乱れれば時影が下山する好機になると考えた大司命は、静観するよう命じた。
中秋宴のため雪鷺と宮中に行った雪鶯は、時雨から呼び出しの手紙を受け取り厨房で2人で会った。
時雨に会いに行く雪鶯を見送った雪鷺は、青雲に会いに行った。
雪鷺は策士である少司命に青罡は心酔している、青雲への忠誠を示すためにわざと朱顔に負けたなどと青雲に報告した。
雪鷺が約束を守るよう青雲に頼むと、青雲は時雨を厨房から連れ戻させ雪鶯に白府での禁足を命じた。
雪鷺の話を聞いて少司命は時影なのだと確信した青雲は、即座に出かけた。
青罡は青雲の所から戻る雪鷺を呼び止め、何を話したのか尋ねた。
雪鷺は唯一の武器である少司命に関する情報を有効に使ったのだと話した。
青罡は皇后になるだけが道ではないと説得しようとした。雪鷺は、嘘をついたことを青雲は知ったのだから自分の心配をするよう言った。
そこへ、罰を受けるようにと青雲の使者が青罡を迎えに来た。
青罡は雪鷺に「君を諦めない」と言って立ち去った。
青罡の後姿を見送りながら、雪鷺は玉座を勝ち取った者と必ず一緒になるから自分のことは諦めて欲しいと心の中で思った。
青雲は青王に会いに行き、時影の息の根を止めるべきと主張した。
そこに智者の使者である巫姑がやってきて時影のことは任せて欲しい、時影を葬り去りたい思いは2人に勝るからと説得した。
青罡は時影の正体が青雲にバレたと文に書いて時影に送った。
命が狙われていることを知った時影だが、遅かれ早かれこうなると冷静だった。
禁足になった雪鶯が寝台で臥せっていると、白王が医者を連れてきた。
雪鶯は病ではないと医者を断ろうとした。
何と医者は時雨だった。
時雨は、自分は禁足になっていないし 白王は許したから会いに来る と雪鶯に話した。
雪鷺は侍女に、青罡がどんな罰を受けたのか調べさせた。
青罡は数日跪かされただけだった。
青罡から兵略書が届いたが、雪鷺は読まなかった。
朱顔は時影のもとで修業をし、2年がたった。
時影は朱顔に法器を選ばせることにした。
朱顔が法器を選ぶと時影は驚いた様子で…?
感想
録画で見てます。
開始早々、あ、間違った。16話を見始めちゃったと思いました。
ところがちゃんと15話でした。
今まで前回の続きから始まる、みたいな感じだったと思うのですが、今回は14話の終わりから少し時間が空いたところからスタートという感じだったみたいです。
どうやら朱顔は時影のお手伝いをしようと思って、失敗してしまったようです。
耳で聞くと同じだけれど漢字が違う薬草があるみたいで、間違った薬草を処方に入れてしまったのでした。
朱顔は村人から責められ、時影はフォローに回りました。
時影は朱顔の失敗の原因に気づくと 手伝いをさせてくれました。
落ち込んでいた朱顔も時影が信頼してくれているのを感じお手伝いをしました。
いい師匠ですね。
疫病がひと段落すると、時影は疫病の原因を探ろうとしました。
村人は川の水が原因だと言い、川の水を探ると確かにおかしい。上流に行くと渦や泡があって、水底に潜む何かの霊力が関係していると時影は思いました。
そして大司命に報告しました。
大司命は龍神の復活に思い当りましたが、世の中が混乱した方が時影にとって(自分が思う通りに時影を行動させるために?)都合がいいと思い放置することにしました。
大司命、変わっていませんでした。
13話の最後で 時影から”自分のために生きて”と言われたことで悪だくみはやめるのかな、と期待された大司命ですが、まだまだ全然諦めてないみたいです。
雪鷺と雪鶯は中秋宴のため宮中に行きました。
2人は青雲の計らいで別室に通されました。
そこに時雨から雪鶯だけに手紙が届き、雪鶯は外を歩いてくると言って部屋を出て行きました。
時雨の従者は正々堂々と雪鶯に時雨からだと言って手紙を渡していたので、雪鷺は何もかもお見通しです。
ここでも、知らない間に時間が経過していたことに気づかされました。
時雨は宴で青雲が雪鶯にイジワルしたことを謝っていました。
視聴者の知らない間に、雪鶯は未来の義母からいじめられていました。
やっぱり、本当は1話飛ばされてる?
部屋においていかれ、時雨の気持ちは雪鶯にあるのを見せつけられた雪鷺は、青雲に少司命が時影だと匂わせました。
青罡が嘘をついたということも匂わせました。
この女、やりやがった…。
そんな風に思って見ていたら青罡が出てきて、皇后になるだけが道じゃないと言いました。
雪鷺はつれないままですし、雪鷺のせいで自分が罰を受けることになったことも知ったのに最後に「君を諦めない」というセリフを言って青罡は立ち去りました。
この瞬間、ときめき散らかしました。
青罡好きだーっ、となりました。
そしてここでも もしかして青罡、私の知らない所で1回雪鷺に告白した?と思いました。
明らかに雪鷺が自分の気持ちを知っているのを確信しているセリフでしたよね。
霊識草の腕輪のこともありますし、九嶷山からの帰り道の夜のこともありますし、青罡は雪鷺が自分の気持ちを知っていると思っていてもおかしくないと思いますが、でも知らない間に2人の間にもう少し何かあったのではないかと思ってしまうようなセリフでした。
そしてあのセリフに、本当にとてもときめきました。
雪鷺は何が何でも皇后になる、という気持ちらしく、時影と時雨どちらとも会いましたが、相手はどっちでもいいみたいですね。
…ということは!
今の所時雨も時影も玉座に興味がないじゃないですか?
だったら青罡が玉座につけばいいのでは?そうすれば雪鷺もおまけで付いてきます。それでいいんじゃない?
雪鷺も、今回青罡の背中に向かって胸の中でいろいろ言っていた感じからすると、青罡のことやっぱりちょっと好きになってますよね、絶対。
結局自分のせいで青罡が罰を受けることになって、どんな罰か侍女の子に調べさせてましたし。
青罡から贈られた兵略書、雪鷺はまだ見てませんが一体どんなことが書かれているんでしょうか。
青罡は皇后になる以外にも道があると伝えようとしていましたが、雪鷺は言わせませんでした。
そのヒントが書かれているんでしょうか?
雪鷺を青罡が落とす日が楽しみです。
青雲はさっそく時影を亡き者にしようと青王に会いに行きました。
そこに氷族の智者から使者がやってきて、任せて欲しいと言いました。
使者の巫姑によれば、氷族は青雲達以上に時影を葬りたいと思っているらしいです。
なんで?3話で時影が氷族の人たちをたくさん倒したからでしょうか?
それとも一族の因縁とかがあるのでしょうか?
時雨と雪鶯は青雲に阻まれつつも仲良しな感じ、時影と朱顔も重明が目を覆うほど仲良しな師匠と弟子として過ごし、2年が経ちました!
朱顔は法器を選ぶように言われ、選んだところで15話は終わりです。
朱顔が選んだ法器、すごく見覚えがあるのですがどこで見たのだろう?
ドラマの中に今までも出てきてましたよね?じっくりドラマ見返したいです。
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